インフルエンザにご注意を
厚生労働省は11月25日、インフルエンザが流行したと発表しました。
例年より早めの流行シーズン入り
この時期での流行シーズン入りは、例年よりも早い時期の流行入りです。
季節性インフルエンザのウイルスには、A/H1N1亜型(平成21年に流行した新型インフルエンザと同じもの)、A/H3N2亜型(いわゆる香港型)、B型の3つの種類があり、春までのシーズン中にいずれも流行の可能性があります。流行しやすい年齢層は、ウイルス型によって多少異なりますが、今年も全ての年齢の方がインフルエンザに注意する必要があります。
咳エチケット
インフルエンザは、インフルエンザにかかった人の咳、くしゃみ、つばなどの飛沫とともに放出されたウイルスを、鼻腔や気管などの気道に吸入することによって感染します。インフルエンザの流行が始まりましたので、周囲の方々のためにも下記の「咳エチケット」を心がけましょう。
インフルエンザにかからないために
- 小まめに手洗い、うがいをしましょう。
- 室内では適度な温度、湿度を保ちましょう。
- 栄養と休養を十分にとり、体調管理に務めましょう。
- 人混みを避けましょう。避けられない時は、マスクをしましょう。
※予防接種は重症化を防ぐ効果があります。
インフルエンザを他の人にうつさないために
- 咳、くしゃみが出る時は、マスクをしましょう。
- 突然の咳、くしゃみの時は、ティッシュやハンカチで口と鼻を覆いましょう。(咳エチケット)
- 具合が悪くなったら、早めに医療機関を受診しましょう。
- 体調が悪い時は、インフルエンザと診断されていなくても、外出を控え、無理して学校や職場に行かないようにしましょう。
予防接種が有効です
インフルエンザワクチンの予防接種には、発症をある程度押さえ、重症化を予防する効果があるとされています。